オーダーメイドの門扉を提案するには？

道路と敷地を区切り、エントランスの顔となる門扉。
門扉は、クローズド外構では欠かせない存在です。

エクステリアメーカーのLIXILやYKK APなどから規格サイズの門扉が多数ラインナップされており、シンプルな格子の門扉から木質感があるもの、ロートアイアン調のものまで、デザインバリエーションが既製品の門扉には、豊富にあります。

ですが、そのラインナップではイメージどおりのデザインが見つからないとき、ロートアイアン・ロートアルミの製法で、オリジナルの門扉を製作することができます。

また、規格サイズでは、扉の高さが足りない、間口寸法に合わない、そんな場合もロートアイアン・ロートアルミの製法で解決します。

オーダーメイド門扉の依頼方法

1.　最初のプラン図をメーカーに依頼。
-- お施主様と共有するデザインイメージを作る --

■デザインが決まっていたら。

イメージに近い門扉の写真や手描きのラフ図があれば、お送りください。
全く同じとは行きませんが、そのデザインのポイントとなるところを見つけ出し、イメージを損なわないよう最初のプラン図をご提案します。

■デザインがまだでしたら。

施工事例を多数掲載したカタログがあります。
カタログの中から、イメージに近いものが見つかるかもしれません。デジタルカタログをご準備しておりますのでぜひ一度ご覧になってください。

＞ オーダーメイド門扉　施工事例一覧

また、建築写真やパース図、インテリア、ガーデン・エクステリアなど、門まわりの雰囲気がわかるものがあれば、お送りください。
叩き台となるデザインをご提案いたします。

＞ ロートアイアン・ロートアルミの違いについては、こちら

ご依頼内容を確認しましたら、プランナーよりご連絡いたします。
プランナーとイメージを共有してください。お施主様に提案するプランを丁寧に作り上げます。

2.　プラン図をもとに、お施主様と打ち合わせ。
-- お施主様と使用時をイメージして使い勝手を決定 --

最初のプラン図は、修正が可能です。
お施主様とお打ち合わせ後、修正が発生しましたらお気軽にお申し付けください。

お施主様に提案するCAD図面に、門扉も含めたいですか？
2DのDXFデータをお渡しいたします。

■ぜひ次の項目をご確認ください。

1. 開き勝手　「内開き・外開き」
2. 吊り元　「右側の扉を開けて通行するか、左側の扉を開けて通行するか」
3. 錠　「玄関のように、門扉も電気錠にできます」
4. ヒンジ　「扉幅や重量の制限はありますが、オートヒンジにもできます」
5. フランス落とし　「片開きでも、必要に応じて設置できます」
6. 格子のピッチ　「小型犬が出ないようにできる限り細かくしたいなど、ありますか？」
7. 仕上げ　「塗装色は、黒・白が基本カラー。特注色も可能です」

上記のように、生活に合わせた細かいご要望があるかと思います。
デザインの決定に合わせて、どのように使うかをイメージし要件をピックアップしてください。
お施主様のご要望がまとまりましたら、メーカーのプランナーにお伝えください。
修正して、新しい図面を作成いたします。

3.　デザイン・寸法が確定したら、最終チェック。
-- 現場寸法を現調してください --

■ぜひ次の項目をご確認ください。

1. 柱外ー外寸法は、合っていますか？
2. 門柱の埋め込み寸法は、確保できますか？
3. 建築の水切りなど、干渉するものがありませんか？
4. 扉が全開時、地面や壁などに干渉しませんか？
5. 色サンプルが必要ですか？

4.　全てOKでしたら、発注→製作です。

-- 納品まで約１ヶ月から2ヶ月程かかります。余裕を持ってご依頼ください --