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バルコニー手摺の施工スタイル


① 直付け方式

 

【施工概要】 アルミ板金笠木の上に、ベースプレートを直接ビスで固定する最もスタンダードな手法です ビス留めによる笠木の凹みを防ぐため、あらかじめ施工箇所に木片などの下地を仕込んでおく緻密な下準備が求められます

 

② さや管方式

【施工概要】 厚み6mm、75角のベースプレートを先に躯体へビス固定し、その上から切り欠き加工を施したアルミ板金笠木を被せます 。最後に30角のアルミパイプ支柱を内側に嵌め込む「さや管」構造を採用しています

【デザインイメージ】

「シームレスな一体感。洗練されたミニマリズム」

固定用のベースプレートが笠木の下に隠れるため、足元が非常にスッキリと仕上がります。まるで笠木から直接手摺りが生え出ているかのようなノイズレスな意匠は、洗練されたミニマルモダンな外観に最適です。

③ フローティング・ホールド・スタイル(壁面支持・接着方式)

 

【施工概要】 手摺りの両サイドを壁に対して左右上下2点ずつの振れ止めで強固に固定します 。荷重と揺れを壁で支えるため、笠木上の75角ベースプレートはビスを打たず、着地させて接着剤(ボンド)のみで固定します

【デザインイメージ】

「宙に浮くような軽快さ。防水性を極めた機能美」

笠木にビス穴を開けないため、漏水リスクを極限まで抑える機能的なアプローチです。壁面にしっかりとホールドされつつ、足元はそっと添えられているだけのような、浮遊感のある軽快なデザインを演出します。

④ アウトサイド・キャンティレバー(外壁側持ち出し方式)

 

【施工概要】 手摺りの固定位置を笠木の上ではなく、少し外壁側に持ち出し、外側のベースプレートで固定する手法です

【デザインイメージ】

「外観に奥行きをもたらす、ダイナミックな陰影」

バルコニーの外側に手摺りのラインが張り出すことで、ファサードに立体感と奥行きが生まれます。太陽の光を受けて外壁に落ちる手摺りの影が、建物の表情を豊かに彩る、外観重視のダイナミックなスタイルです。

⑤ インサイド・キャンティレバー(内側持ち出し・立ち上がり固定方式)

【施工概要】 ④とは逆に、バルコニーの内側(居住空間側)に少し持ち出し、バルコニーの立ち上がり部分(内壁)に固定する方式です

 

【デザインイメージ】

「内なる安心感。空間を広く見せるマジック」

外観からは手摺りの固定部が見えにくく、すっきりとしたファサードを保てます。また、バルコニーの内側に固定することで、笠木部分をフラットに保ちやすく、バルコニー空間自体をスッキリと広く感じさせる効果があります。安心感と空間の美しさを両立するクレバーな選択です。

それぞれの施工方法によって、外観の印象も防水・構造へのアプローチも大きく異なります。建物のコンセプトに合わせて、最適な「手摺りスタイル」を選んでみてください。

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