主に一般家庭用では赤外線により物体の熱を感知しセンサーが動作します。 その働きにより、様々なシーンで便利な機能をもたらしています。

公開:

●人感センサーとは

主に一般家庭用では赤外線により物体の熱を感知しセンサーが動作します。 その働きにより、様々なシーンで便利な機能をもたらしています。

■メリット

  • 防犯人が近づくとフラッシュ光で威嚇するタイプや、留守中に人が近づいた場合に点灯する。
  • 不審者に対して、やる気をなくさせる効果が高い。
  • 省エネ必要なときに必要な時間だけ点灯するので、電気代のコストもかなり抑えることが出来ます。
  • 消し忘れの心配も無いので安心出来ます。
  • 快適都度スイッチを押す手間が省けるため、手がふさがっている時などには便利です。
  • スイッチに手が届かない幼児や高齢者も手を使わずに済むので育児や介護も楽になる。
  • 調光機能により状況に合わせた光の明るさを選べます。

■デメリット

  • 誤感知動物などの動きも感知し反応する。
  • 感知しにくい方向がある。
  • 感知エリア内でも人が動かないと反応しない。
  • 長時間その場所に居ると自動消灯します。
  • 誤作動を起こすことがある。
  • 周囲の気温と人の体温が近くなったときや動きが遅いときは反応しにくい場合があります。

●シーン別

様々なシーンに合わせ沢山の種類の機能があります。
取り付け場所に適したセンサーを選びましょう。
ここでは一部の機能をご紹介しますので参考にしてみて下さい。

外玄関 あたりが暗くなると100%点灯(照度センサー)。 設定時刻になると自動消灯し、人が近づくと100%点灯する。
内玄関 玄関扉を開ければ点灯。しばらくすると自動消灯。
廊下 人が近づくと足元をほんのりと照らし、しばらくすると自動消灯。
リビング 人感センサーにすると、ソファなどに座ってじっと動かないと自動消灯してしまいます。 リビングにおいては壁スイッチやリモコンで明かりを調節できる器具をお薦めします。
トイレ 人が入ると照明と換気扇が動作し、人が出ると照明が先に消灯し、換気扇がしばらくして自動停止。

●機能

ON.OFFタイプ 通常暗い場合は消灯状態で待機。必要なときだけ100%点灯。
調光タイプ 通常はほのかな明かりで待機。人を感知し必要なときだけ100%点灯。
タイマータイプ 点灯時間を設定し時間が経過したら自動消灯。
強制ONタイプ 人の有無や周囲の明るさに関係なく連続点灯します。設定時間を過ぎると自動的にセンサーモードに切り替わる。
ソフトスタート 人を感知するとランプはゆっくり明るくなり、100%点灯状態になる。目が光に慣れるのに合わせて徐々に明るくなるので 夜中でも眩しさに目がくらむことはありません。
フェードアウト 設定された点灯時間経過後や人の動きがない場合に100%点灯の明るさからゆっくりと消灯します。 消灯間近なことを知らせてくれます。

●取り付けに適している場所

  • 玄関
  • 洗面台
  • トイレ
  • 廊下
  • ウォークインクローゼット
  • センサーを妨げる障害物などがない場所
  • 窓がなく常に暗い場所 人の動きがあり
  • 長時間居座らない場所

●取り付けに適していない場所

  • エアコンの吹き出し口の近くや吹き出し口に対向する場所。
  • 風などで良く揺れるのれんや置物が近くにある場所。
  • 大理石など反射の強い床面のある場所。
  • 検知エリア内に交通量の多い道路がある場所。
  • 振動が激しいポールなど、不安定な場所。
  • 昼間でも暗い場所。
  • 外灯の近くなど夜間でも明るい場所。
  • 全面に障害物がある場所。(透明ガラスでも遮断されます。)

●まとめ

人感センサーを選ぶ際には、照明器具に合ったものを選ぶのはもちろんですが、大切なのは設置場所に適しているかどうかが重要です。 逆に言うと、適した場所に設置する事が大切です。センサーが正常に感知できるような環境を整えることも必要になります。 場合によっては取り付け角度の微調整や障害物を移動させるなど手を掛けることがあります。 環境を整えて、正常に機能させれば非常に便利で効率的に電気を使えるので、ご使用する場合は専門の取り付け業社の方などに相談される ことをお薦め致します。

公開: